中東世界の音楽文化 : うまれかわる伝統
著者
書誌事項
中東世界の音楽文化 : うまれかわる伝統
スタイルノート, 2016.9
- タイトル別名
-
Ortadoğu'da müzik kültürleri
Music cultures in the Middle East
الثقافات الموسيقية في الشرق الأوسط
فرهنگ موسیقی در خاور میانه
中東世界の音楽文化 : うまれかわる伝統
- タイトル読み
-
チュウトウ セカイ ノ オンガク ブンカ : ウマレ カワル デントウ
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注記
その他の著者: 酒井絵美, 谷正人, 椿原敦子, 樋口美治, 堀内正樹, 松田嘉子
参照文献: 各論文末
内容説明・目次
内容説明
音楽に国境はあるか?宗教や国家を越えて、暮らしの中で生き続ける音楽のもつ力とは。中東地域の音楽事情、民族音楽学、文化人類学の最前線がわかる。
目次
- 1 伝統を繋ぐ—大衆音楽という公共空間(歌に読み込まれた「千夜一夜」—ウンム・クルスームのレパートリーにみる;イランにおける「ポピュラー」音楽の変遷—高尚/低俗の二項対立を超えて;ベリーダンサーは何を表現しようとしているのか?—舞踊における意味の深みへ)
- 2 伝統を継ぐ—共鳴する個性(サントゥール演奏の新しい身体性—「楽器盤面の地政学」へ向けて;東アラブ地域における“古典器楽”の成立—音楽家サーミー・アッシャウワーの功績)
- 3 伝統を紡ぐ—包摂する感性(パリで故郷の歌を聴く—モロッコ・スース地方出身の人びと;眩惑の反復—あるベルベル吟遊詩人の曲を巡って)
- 4 伝統を創る—民族音楽学という音楽空間(小泉文夫が伝えた中東の音楽;チュニジア「ラシディーヤ」伝統音楽研究所—歴史と現在;中東少数派の自己認識—あるシリア正教徒の音楽史観と名将問題)
- 資料1 国民国家の中の伝統音楽—オマーンの事例から
- 資料2 ラウンドテーブル
「BOOKデータベース」 より