黒幕 : 巨大企業とマスコミがすがった「裏社会の案内人」
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黒幕 : 巨大企業とマスコミがすがった「裏社会の案内人」
(小学館文庫, [い13-1])
小学館, 2016.8
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クロマク : キョダイ キギョウ ト マスコミ ガ スガッタ ウラシャカイ ノ アンナイニン
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Note
2014年11月刊の加筆・文庫化
叢書番号はブックジャケットによる
Description and Table of Contents
Description
借金の取り立てで住吉会に囲まれ、検察の予定調和捜査に噛みつき、リクルート江副浩正に意見し、内調と警視庁になぜか頼られ、中川秀直愛人醜聞では右翼と共闘し、『噂の眞相』に助け船を出し、銀座のクラブに巨費を落とす。—こんな男が実在した!情報誌『現代産業情報』発行人・石原俊介は、メディアには絶対に出てこなかった「陰の情報フィクサー」。腕と度胸で成り上がっていった男の封印された半生を、気鋭のジャーナリストが初めて明らかにする!日本の裏面史をあぶり出す傑作ノンフィクション、ついに文庫化!
Table of Contents
- 第1章 「黒幕」の誕生(メディア、企業広報、捜査関係者と暴力団幹部が一堂に会した;「オール5」の中学卒業後、「金の卵」として上野駅に降り立つ ほか)
- 第2章 マスコミを動かす、捜査権力を動かす(平和相銀事件で「兜町の石原」の名は轟くようになる;右翼、暴力団情報で「裏社会の案内人」への期待に応える ほか)
- 第3章 巨大企業の「守護神」として(金融界を震撼させた総会屋利益供与事件をどこよりも早く報じた;総会屋・小池の動静が石原に伝わる情報ルートが確立していた ほか)
- 第4章 「内調」「政治家」から「右翼」「暴力団」まで(内調経験がある元警察大学校長が「石原の死」を悼む;警視庁組織犯罪対策部の名物刑事が感心した「石原の視点」 ほか)
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