万葉集で解く古代史の真相
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万葉集で解く古代史の真相
(祥伝社新書, 482)
祥伝社, 2016.10
- タイトル読み
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マンヨウシュウ デ トク コダイシ ノ シンソウ
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注記
『本当は怖ろしい万葉集 : 歌が告発する血塗られた古代史』 (祥伝社, 2003.9刊・文庫版 2007.2刊) を加筆・訂正し、新書版として刊行したもの
参考文献: p345-348
内容説明・目次
内容説明
奈良時代、八世紀の中後半期に歌集として企画された『万葉集』は、『古今集』のような後世の歌集とは性格が大きく異なる。単に著名な歌人による秀歌を集めたものではなく、『記紀』(『古事記』『日本書紀』)成立以後の政治の実態と、正史である『記紀』に留めるわけにはいかない隠された史実を強く反映させた歌集なのだ。本書では、封印された史実を歌に託して告発するという『万葉集』の恐るべき側面を明らかにしてゆく。
目次
- 第1部 額田王と「天皇暗殺」(額田王は「帰国子女」だった;歴代天皇は朝鮮半島から渡ってきた;「天皇暗殺」と額田王;額田王の「最後の歌」が意味すること)
- 第2部 消された天皇(「持統天皇」は高市皇子である;天武天皇への呪い;悲劇の政治家・柿本人麻呂)
- 第3部 『万葉集』成立の謎を解く(『万葉集』の「序文」は、なぜ失われたのか;天智朝と天武朝の見えざる影;なぜ『万葉集』は雄略天皇の歌から始まるのか;天智・天武は雄略朝に映し出される)
「BOOKデータベース」 より