古文書に見る江戸犯罪考
著者
書誌事項
古文書に見る江戸犯罪考
(祥伝社新書, 484)
祥伝社, 2016.10
- タイトル別名
-
江戸時代の罪と罰
古文書に見る江戸犯罪考
- タイトル読み
-
コブンショ ニ ミル エド ハンザイ コウ
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注記
『江戸時代の罪と罰』(草思社, 2015年) の続編
内容説明・目次
内容説明
信憑性の高い史料を基に、江戸時代の犯罪と刑罰について、わかりやすく紹介したのが本書である。児童虐待、介護の悲劇、夫婦間トラブル、通り魔殺人、多彩な詐欺…。現代に横行する犯罪のほとんどは江戸時代にもあった。もちろん、江戸時代ならではの犯罪も興味深い。貧しい少女による放火、巾着切(スリ)や盗人たちの独特な作法と生態、同心や岡っ引きによる特異な捜査など、現代との隔絶ぶりに驚かされるのだ。これらの犯罪の諸相はまた、時代小説を読む目を肥やしてくれるのではないだろうか。犯罪を通して覗き見る、江戸の本音と真実がここに!
目次
- 千人切通り魔殺人事件
- 夫婦という危険な関係
- 巾着切と町奉行
- 少女はなぜ火を付けたのか
- 子殺しと介護「殺人」
- 捕「者」帳の世界
- アラカセギと呼ばれた悪党たち
- 真犯人を捜せ
- 盗みと刑罰、そして敲について
- 徳川家慶と三遊亭円朝
- 田舎小僧参上
- 鼠小僧は劇場型犯罪
- 詐欺師と偽金師
- 土壇場の作法
「BOOKデータベース」 より