「救済」のメーディウム : ベンヤミン、アドルノ、クルーゲ

書誌事項

「救済」のメーディウム : ベンヤミン、アドルノ、クルーゲ

竹峰義和著

東京大学出版会, 2016.9

タイトル別名

The medium of redemption : Benjamin, Adorno, Kluge

救済のメーディウム : ベンヤミンアドルノクルーゲ

タイトル読み

キュウサイ ノ メーディウム : ベンヤミン アドルノ クルーゲ

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注記

その他のタイトルは標題紙裏による

初出書誌事項: p447-448

内容説明・目次

内容説明

“救済”とは、テクストに潜在する、打ち捨てられた過去の事象のアクチュアリティを解放すること。ベンヤミン、アドルノ、クルーゲが描き出す星座的布置の閃光。

目次

  • 序論 フランクフルト学派のアクチュアリティ
  • 第1部 救済の美学(「無声映画の革命的優位性」—初期ベンヤミンにおける“沈黙”と“音楽”;解体と再生の遊戯—ベンヤミン「複製技術時代の芸術作品」について;補論1 外来語の救済—初期アドルノにおけるクラウス的な主題をめぐって)
  • 第2部 メーディウムとしての芸術作品(芸術の認識機能—アドルノのシェーンベルク論をめぐって;破壊と救済のはざまで—アドルノ美学におけるキッチュの位置;補論2 挑発としての擬態—アドルノの文化産業論再考)
  • 第3部 変容する投壜通信(投壜通信からメディア公共圏へ—アドルノとクルーゲ;労働のメタモルフォーゼ—ネークト/クルーゲ『歴史と我意』(一九八一)をめぐって;マルクス主義の死後の生—クルーゲ『イデオロギー的な古典古代からのニュース』)

「BOOKデータベース」 より

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