書誌事項

ファラデーとマクスウェル

後藤憲一著

(Century books, . 人と思想||ヒト ト シソウ ; 115)

清水書院, 2016.8

  • : 新装版

タイトル読み

ファラデー ト マクスウェル

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注記

ファラデー・マクスウェル年譜: p206-210

参考文献: p211-212

内容説明・目次

内容説明

人類が初めて「火」の存在を知り、それを使いこなすようになったとき、その生活は格段の進展をしたように、人類が「電気」と「電波」を生活に取り入れるようになったとき、今日の文明社会が始まったといってよかろう。この電気と電波の利用の道を拓いたのは、ファラデーとマクスウェルであった。これより人類が受けた恩恵は計り知れないものがあり、そのことは、電気と電波のない世界を想像してみれば、ただちに実感されるであろう。さらに、二人によって見いだされた電気磁気の法則は、ニュートンの力学の法則に比肩するもので、両者は物体の現象を律する最も基本的な二本柱といわれる。さて、一方は小学校しか出ていない鍛冶屋の次男から、一方は地主の一人息子から出発して、これをなしとげるまでを振り返りながら、その偉業を理解してもらえるよう述べてみよう。

目次

  • 1 ファラデーの一生と人となり(少青年時代;王立研究所について;大陸旅行;研究所復帰と結婚;電磁誘導の発見;電気分解・静電気その他の研究;磁気光学・反磁性その他の研究)
  • 2 マクスウェルの一生と人となり(幼年時代;中高生時代;大学時代;アバディーン大学教授時代;グレンレァー隠遁時代;キャヴェンディッシュ研究所時代)
  • 3 ファラデー・マクスウェルの場の思想と電磁気学の完成(電磁気学諸法則の発見;電磁気学の完成;場の思想の発展)
  • ファラデーとマクスウェルの文通

「BOOKデータベース」 より

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