吉本隆明という「共同幻想」

書誌事項

吉本隆明という「共同幻想」

呉智英著

(ちくま文庫, [く-27-3])

筑摩書房, 2016.10

タイトル別名

吉本隆明という共同幻想

タイトル読み

ヨシモト タカアキ トイウ「キョウドウ ゲンソウ」

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注記

単行本は2012年12月に筑摩書房から刊行, 文庫化にあたり誤記誤植, 文章を訂正, 補論は文庫用の新稿

叢書番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

吉本隆明は戦後最大の思想家!?「学生反乱の時代」には熱狂的な読者を生み、多くの言論人が影響を受けた。だが、彼ら彼女らは吉本思想を「正しく」読み取っていただろうか?「マチウ書試論」、転向論、「大衆の原像」論、『言語にとって美とはなにか』、『共同幻想論』など難解な吉本思想の核心を衝き、特異な読まれ方の真実を説く。補論「吉本隆明に見る“信”の構造」を収録した増補決定版!

目次

  • 序章 「吉本隆明って、そんなに偉いんですか?」
  • 第1章 評論という行為
  • 第2章 転向論
  • 第3章 「大衆の原像」論
  • 第4章 『言語にとって美とはなにか』
  • 第5章 『共同幻想論』
  • 第6章 迷走する吉本、老醜の吉本
  • 終章 「吉本隆明って、どこが偉いんですか?」
  • 補論 吉本隆明に見る「“信”の構造」

「BOOKデータベース」 より

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