破壊と再生の歴史・人類学 : 自然・災害・戦争の記憶から学ぶ

書誌事項

破壊と再生の歴史・人類学 : 自然・災害・戦争の記憶から学ぶ

伊藤純郎, 山澤学編著

筑波大学出版会 , 丸善出版 (発売), 2016.10

タイトル別名

Destruction and reconstruction in human societies : from historical and anthropological perspectives

破壊と再生の歴史人類学 : 自然災害戦争の記憶から学ぶ

タイトル読み

ハカイ ト サイセイ ノ レキシ ジンルイガク : シゼン サイガイ センソウ ノ キオク カラ マナブ

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内容説明・目次

内容説明

自然、災害、戦争。—グローバルな現代文明を生きる私たちは、さまざまな「破壊」に直面し、「再生」への道を求めている。しかし、同じような状況は、変革期と称する過去の時代にも、たびたび出現していた。歴史学・人類学の視点から、古墳時代から現代までに起こった「破壊」の状況と形態、そして「再生」に向けた方途を検証し、今を生きる私たちに課されている諸問題を考える手がかりを探る。

目次

  • 第1部 生活の場における破壊と社会秩序の再生(古墳の造営と地域社会—古墳による集落の破壊とその背景;自然災害の記録と社会—『信州浅間山焼記』を事例に;景勝地の風景美の変容—近代の松島を事例として;テロリストの原風景—血盟団事件と「常陸三浜」;津波とともに生きる人びと—東日本大震災被災地でのフィールドワークから)
  • 第2部 戦争の暴力と戦後社会の再生(英霊礼讃—戦死の神話化と戦争の享楽;第二次世界大戦の記憶とアメリカ—オーラル・ヒストリーから見た「リベットエロージー」;知識人の実践からみる日本社会の「再生」—民俗学者による参与の批判的考察;軍用地返還の経緯と跡地利用の実体験—沖縄県・西原飛行場周辺の土地と生活)

「BOOKデータベース」 より

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