夏嵐 : 緋の夢が呼ぶもの
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夏嵐 : 緋の夢が呼ぶもの
(集英社スーパーファンタジー文庫)
集英社, 1996.2
- タイトル読み
-
カラン
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内容説明・目次
内容説明
大海人は宝姫大王と田村大王の次男である。生まれつき病弱なため、遠く尾張で静養生活を送ってきた。そのせいか、宮中でもぼんやりしており、笑い者になることもしばしば。誕生の直前、異父兄にあたる漢という子供の溺死事件が起こり、その呪いを受けたのだ、と噂されていた。だが、この春から大王に仕え始めた十五歳の少女・額田には、彼がただの愚者であるとは思えなかった—。折しも、権勢を誇る蘇我入鹿とそれに反発する大海人の兄・葛城との対立が深まりつつあった…。
「BOOKデータベース」 より