華厳 : 無礙なる世界を生きる
著者
書誌事項
華厳 : 無礙なる世界を生きる
(龍谷大学仏教学叢書, 5)
自照社出版, 2016.3
- タイトル別名
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華厳(けごん) : 無礙なる世界を生きる
- タイトル読み
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ケゴン : ムゲ ナル セカイ オ イキル
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内容説明・目次
内容説明
「奈良の大仏」で知られる毘盧遮那仏(盧舎那仏)を教主とする大乗仏教の精華『華厳経』には何が説かれているのか。インドで成立した『華厳経』の内容、中国・朝鮮での華厳教学の形成、日本における華厳宗の展開について概説し、さらにその思想の現代的意義や仏教美術史的・文化史的影響について多角的に論及。多彩にして豪華な華厳研究者らによる14篇の論考。
目次
- 第1章 『華厳経』とその美術(『華厳経』とその教え—「入法界品」を中心にして;『華厳経』の美術—インド・ガンダーラを中心に;『華厳経』の美術—奈良時代の東大寺を中心に)
- 第2章 中国の華厳(中国華厳の形成—その光と影;中国華厳思想の展開—社会変容に伴う問題意識の変遷)
- 第3章 新羅の華厳(他人の仏でなく、自体仏を拝せよ—新羅華厳宗の実践的性格;新羅・元暁における華厳と浄土)
- 第4章 日本の華厳とその美術(写経から『華厳経』関係経典の普及を考える;日本における華厳宗の展開;東大寺の論義—華厳宗の論義;中世東大寺における講説—浄土往生をめぐる議論を中心に;鎌倉の華厳;高山寺の美術)
- 特別講演録 華厳思想における現代的意義
「BOOKデータベース」 より