日本人に「憲法」は要らない
著者
書誌事項
日本人に「憲法」は要らない
(ベスト新書, 529)
ベストセラーズ, 2016.8
- タイトル読み
-
ニホンジン ニ「ケンポウ」ワ イラナイ
大学図書館所蔵 件 / 全7件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
主要参考文献: p196-197
内容説明・目次
内容説明
日本に「憲法」という言葉が初めて現れるのは、養老4年(720)に完成したとされる『日本書紀』にある「皇太子親肇作憲法十七條」の一文である。いわゆる聖徳太子の「十七条憲法」だ。イギリスとの独立戦争に勝利した後に作られた「アメリカ合衆国憲法」は、1788年に発効された。それ以前にアメリカには憲法はない。国がなかったのだから当然だ。「フランス憲法」もまた、“革命”によって作られたものである。ヨーロッパで最初に「憲法」を立てた国はイギリスだと言われているが、イギリスには、一冊にまとまった“憲法典”は存在しない…。イギリス以上に歴史のある日本は、実は、国家運営の基盤としての“憲法典”を必要としない国なのである—。
目次
- 序章 憲法の基礎知識—憲法学者が教えない、「憲法」の“常識”(「憲法」の常識、非常識;イギリスに「憲法」はない!?;「十七条憲法」は世界に誇る知的財産;「憲法は権力を縛るもの」という定義は、日本ではナンセンス)
- 第1章 改憲論の問題点—護憲派も改憲派も避けられない“真実”(憲法問題による“東京の壁”;憲法学者、政治家、マスコミの欺瞞;アメリカ製の「日本国憲法」;「八月革命」というプロパガンダ)
- 第2章 憲法の定義—改めて考える。「憲法」とは何か(日本古来の「憲法」と欧米のNEW「憲法」;「アメリカ合州国憲法」と「大政奉還建白書」;誤解だらけの「平和主義」;誤解だらけの「民主主義」;誤解だらけの「立憲主義」)
- 第3章 日本の近代憲法—「大日本帝国憲法」と「日本国憲法」はどう作られたのか(成立過程—「大日本帝国憲法」;成立過程—「日本国憲法」)
「BOOKデータベース」 より