カンティヨン経済理論研究

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カンティヨン経済理論研究

中川辰洋著

日本経済評論社, 2016.10

タイトル読み

カンティヨン ケイザイ リロン ケンキュウ

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注記

参考文献: p269-284

内容説明・目次

内容説明

価格機構、企業者、所得流通フロー。租税を除く全領域を論じた「経済学の最初の論文」(ジェヴォンズ)の著者リシャール・カンティヨンの本邦初の研究書にして決定版。

目次

  • 第1章 カンティヨンの生涯と作品(カンティヨンの生涯(1680?〜1734?年);『商業試論』出版の誤謬とミステリーと謎;『商業試論』の経済学史上の意義)
  • 第2章 カンティヨンの経済理論と『商業試論』(『商業試論』の課題と構成;市場経済モデルと企業者の調整機構;「開放経済」下の外国貿易・銀行業務の経済分析)
  • 第3章 『商業試論』の諸問題(価値・価格論の問題;企業者論の問題;銀行・信用論の問題)
  • 付論1 カンティヨン‐ケネー‐テュルゴー—18世紀フランス価値学説形成の歴史的考察(カンティヨン、ケネーおよびテュルゴーの価値学説;価値学説の意義と問題点;18世紀フランス価値学説形成の再考)
  • 付論2 「資本」概念成立探究—馬場宏二「資本・資本家・資本主義」を中心にして(馬場説のスケッチ;馬場説の問題点—古典再探索)

「BOOKデータベース」 より

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