枕草子章段構成論
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枕草子章段構成論
笠間書院, 2016.10
- タイトル読み
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マクラノソウシ ショウダン コウセイロン
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注記
博士論文(広島大学)をもとに新たに書き下ろした論文を加えてまとめたもの
索引(人名・研究者名・書名・章段): 巻末p1-16
内容説明・目次
内容説明
『枕草子』が現代文学として成立した平安時代当時、書き手と読み手が共有していた知識と解釈について詳細に検証して、章段の中で素材と表現が対応しながら絡み合い、有機的に関連しつつ展開していく構成の「仕組み」を明らかにする。各章段における素材や表現の展開と構成に注目することで、『枕草子』の文学史的な到達点と位置付けをとらえ直していく。
目次
- 研究史の概観と問題の所在
- 第1部 章段構成を支える漢詩文・和歌の表現と論理(漢詩文の表現を活かす章段構成;和歌の表現を活かす章段構成)
- 第2部 章段構成の方法と論理(主題を活かす章段構成の方法;表現の展開を活かす章段構成の論理;“場”を活かす章段構成の論理)
- 「資料報告」刈谷市中央図書館蔵村上文庫本『清少納言枕草子』について
「BOOKデータベース」 より