感染症の近代史
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感染症の近代史
(日本史リブレット, 96)
山川出版社, 2016.10
- タイトル読み
-
カンセンショウ ノ キンダイシ
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注記
日本近代感染症関係年表: 巻末
参考文献: 巻末
内容説明・目次
内容説明
衛生ということばも概念もなかった時代、感染症の流行は人びとにとって突然の、恐怖の対象であった。今日では交通機関が発達し、人とモノが移動しやすい。ある地域の風土病が、その流れで世界規模に「新しい感染症」として拡散している。それでも個人的に予防できる方法は、日常的に手洗いを心がけ、うがいをし、飲み水に注意するということである。これが、過去の感染症の流行から教えられたもののひとつである。
目次
- 花火と「手洗い」
- 1 近代先進国の産業革命と貿易活動
- 2 欧州「検疫」体制と西洋医学の受容
- 3 転換期の西洋医学と日本人の「不潔」
- 4 新政府発足後の西洋経験と医療行政の設計
- 5 衛生政策と外来伝説病のコレラ情報
- 6 コレラ「衛生の警鐘」と伝染病対策
- 7 改正条約の実施と伝染病の国際関係
「BOOKデータベース」 より