発達の非定型化と心理療法
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発達の非定型化と心理療法
(こころの未来選書)
創元社, 2016.10
- タイトル読み
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ハッタツ ノ ヒテイケイカ ト シンリ リョウホウ
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注記
註および文献: p181-193
内容説明・目次
内容説明
発達障害とは見立てられないものの発達に何らかの脆弱性を抱えたクライエント。心理療法の現場で増えてきているこうした事例の数々を「発達の非定型化」という視点から細やかに検討し、時代的・社会的要因を探りながら、心理療法的アプローチの有効性を提示する。
目次
- 第1部 概説(発達障害の増加と発達の「非定型化」)
- 第2部 事例(ぶつかることによる枠組みの創造—落ち着きのなさを主訴に来談した小学生男児とのプレイセラピー;「変骨」な主体のあり方と心的基盤の構築—問題行動を契機に来所した思春期男子との心理面接;隠された主体—大人になりたくなかった20代女性の事例から;イメージにおける境界の成立—騒音被害を訴えた成人男性との面接過程から)
- 第3部 研究(発達障害の広がりとその心理療法—「グレイゾーン」の細やかな識別と「発達の非定型化」という視点;発達障害とは見立てられない子どもとそのプレイセラピーの特徴;非定型化する若者世代のこころ—現代の対人恐怖とアグレッションのかたち)
「BOOKデータベース」 より