世間のカラクリ
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書誌事項
世間のカラクリ
(新潮文庫, 10623,
新潮社, 2016.11
- タイトル読み
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セケン ノ カラクリ
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内容説明・目次
内容説明
栽培生物ならいいが野生動植物を食べるのは良くない、という倒錯。100年後の予測ばかり報道して科学的事実を報道しないマスコミ。健康診断の基準値変更で一気に増えた患者。がんの検診、手術、抗がん剤治療の強要—。政治的強者や権利で儲ける輩が言い続ける定説を、そのまま信じていいですか。人気生物学者が不都合な事実の数々を示して鮮やかに切り込む、痛快サイエンス時評。
目次
- 1 社会的な病気と政治的なウソ(アモク的犯罪を避けることはできるか;自分の情緒を正しい道徳や倫理だと信じる人たち ほか)
- 2 ウソが通って事実が引っ込む—環境問題という病(科学とは無縁な「温暖化」問題;気候変動のウソと実相 ほか)
- 3 健康と生命をめぐる病的なまでの欲望(人生はトレードオフ;長生きはしたいけれど ほか)
- 4 現代最大の病気「がん」についての妄信(がんの本性;がんはなぜ治らないのか ほか)
「BOOKデータベース」 より