近世日本の開発経済論と国際化構想 : 本多利明の経済政策思想
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近世日本の開発経済論と国際化構想 : 本多利明の経済政策思想
御茶の水書房, 2016.10
- タイトル読み
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キンセイ ニホン ノ カイハツ ケイザイロン ト コクサイカ コウソウ : ホンダ トシアキ ノ ケイザイ セイサク シソウ
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注記
参考文献一覧: p315-332
本多利明研究文献一覧: p333-353
本多利明関連年表: p358-360
内容説明・目次
内容説明
『自然治道之弁』における本多利明の日本国「豊饒」化構想とその後の展開。天明飢饉・ロシア南下など国内問題・外交問題への対処として、国際社会の中の日本を意識した開発経済論と国際化構想が、民間サイドから天明〜寛政期に出現し始めた、歴史的意義に迫る。
目次
- 本書の分析視角と内容構成—近世日本の開発経済論と国際化構想に関する理解に寄せて
- 第1部 近世日本の国内開発構想としての本多利明の日本国「豊饒」化構想—『自然治道之弁』・『河道』・『西薇事情』の分析を中心として(本多利明と利明研究史;『自然治道之弁』における本多利明の政策理念「自然治道」と根幹的「治道」としての「渡海運送交易」政策;『自然治道之弁』における日本国「豊饒」化プラン;『河道』における関東「豊饒」化プラン;『西薇事情』における備後国「豊饒」化プラン;第1部の総括—近世日本の国内開発構想としての本多利明の経済政策思想の位置づけ;対外交易論の展開に関する付言;利明の船舶技術論に関する付言)
- 第2部 近世日本の国際化構想としての本多利明の対外交易論—『西域物語』・『経世秘策』・『交易論』・『経済放言』の分析を中心として(『西域物語』における対外交易論;『経世秘策』における対外交易論;『交易論』における対外交易論;『経済放言』における対外交易論)
- 結論—近世日本の国内開発・国際化構想としての本多利明の経済政策思想の総合的位置づけ
「BOOKデータベース」 より