谷崎潤一郎
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Bibliographic Information
谷崎潤一郎
(Century books, . 人と作品||ヒト ト サクヒン)
清水書院, 2016.8
- : 新装版
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タニザキ ジュンイチロウ
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Note
背と表紙の責任表示: 福田清人編, 平山城児著
谷崎潤一郎の肖像あり
年譜: p186-189
参考文献: p189
Description and Table of Contents
Description
半世紀にわたる文筆活動の期間、常に第一線の作家として精進し、いくたの名作をものにし、晩年には名実ともに昭和の文豪としての名をほしいままにした谷崎潤一郎が逝ったのは、昭和四十年七月三十日であった。その一周忌を迎えるひと月ほど前の、昭和四十一年六月十八日に、吉野の国栖で、谷崎の歌碑の除幕式が行われた。国栖は谷崎ゆかりの土地である。『吉野葛』の読者には、それがどれほど谷崎の歌碑にふさわしい土地であるかがわかるであろう。古い日本の美の伝統は谷崎によって受け継がれ、それは今後も脈々として日本人の心の中に生き続けてゆくことだろう。
Table of Contents
- 第1編 谷崎潤一郎の生涯(マル久の潤ちゃん;青春彷徨;転機;円熟、そして精進)
- 第2編 作品と解説(刺青;母を恋ふる記;痴人の愛;蓼喰ふ虫;吉野葛;芦刈;春琴抄;細雪;随筆その他)
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