福沢諭吉と丸山眞男 : 「丸山諭吉」神話を解体する
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書誌事項
福沢諭吉と丸山眞男 : 「丸山諭吉」神話を解体する
高文研, 2016.10
増補改訂版
- タイトル別名
-
A myth has been collappsed
A myth has been collapsed
福沢諭吉と丸山眞男 : 丸山諭吉神話を解体する
- タイトル読み
-
フクザワ ユキチ ト マルヤマ マサオ : 「マルヤマ ユキチ」シンワ オ カイタイ スル
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注記
表紙の欧文タイトル(誤植): A myth has been collappsed
内容説明・目次
内容説明
「国のためには財を失ふのみならず、一命をも抛て惜むに足らない」と主張し、大日本帝国の「お師匠様」を自負した国家主義者・帝国主義者の福沢諭吉。その福沢を「典型的な市民的自由主義」の思想家としてイメージを定着させたのが丸山眞男である。今も最高額面紙幣を飾る「福沢神話」の製造者責任を問う!
目次
- 1 福沢諭吉の「大日本帝国憲法」=「教育勅語」体制評価—丸山真男の無視した福沢の重要論説(“『文明論之概略』=福沢の原理論”の破綻を示すもの—連載社説「日本国会縁起」「国会の前途」;「大日本帝国憲法」=「教育勅語」の賛美と積極的肯定)
- 2 「大日本帝国憲法=教育勅語」体制受容への福沢の思想的道のり(福沢の忠孝思想—儒教主義「反対論」の中身;初期啓蒙期自体の福沢の限界と変容の兆し ほか)
- 3 初期啓蒙期・福沢の思想の見直し—「天は人の上に人を造らず…と云へり」再考(思想史研究の方法—丸山真男の場合;「天は…と云へり。」問題 ほか)
- 4 福沢諭吉をどう評価するか—近代日本最大の保守主義者の素顔と思想(素顔の福沢諭吉;思想家・福沢諭吉は転向したのか ほか)
- 資料 丸山真男の無視した福沢諭吉の重要論説(“『文明論之概略』=福沢の原理論”の破綻を示すもの;「大日本帝国憲法」=「教育勅語」体制の賛美と積極的肯定 ほか)
「BOOKデータベース」 より