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芥川龍之介

福田清人, 笠井秋生著

(Century books, . 人と作品||ヒト ト サクヒン)

清水書院, 2016.8

  • : 新装版

Title Transcription

アクタガワ リュウノスケ

Available at  / 22 libraries

Note

背と標題紙の責任表示: 福田清人編, 笠井秋生著

芥川龍之介の肖像あり

年譜: p192-197

参考文献: p197

Description and Table of Contents

Description

生後間もなく母の発狂という不幸に見舞われた龍之介は、芥川家の養子となり、幼少時を東京の下町で過ごした。早くから豊かな文学的才能の片鱗を見せ、一高を経て東大に進み、菊池寛や久米正雄と交友を結び、作家への道を志した。師漱石が激賞した『花』で文壇にデビューし、ついで『芋粥』を発表して新進作家の地位を確立した。以後『戯作三昧』『地獄変』『奉教人の死』などの名作を書き、芸術至上主義への姿勢を明確にし、豊かな教養と知的な技巧の冴えを示した。晩年は作風に著しい変化を示したが、異常なまでの芸術的精進はその精神と肉体を蝕み、人生への不安と懐疑の深まりにつれ、死の決意を抱かせるに至った。昭和二年七月二十四日自らその短い生涯を閉じた彼は、大正時代の最も卓越した小説家であり、日本近代文学史上比類なき短編作家といえよう。

Table of Contents

  • 第1編 芥川龍之介の生涯(幼年時代の追憶;マントと角帽の青春;青年作家の誕生;疲労と転機の秋;死へ飛ぶ病雁)
  • 第2編 作品と解説(羅生門;鼻;蜘蛛の糸;地獄変;奉教人の死;舞踏会;杜子春;薮の中;トロツコ;河童)

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Details

  • NCID
    BB22385861
  • ISBN
    • 9784389401047
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    198p, 図版 [1] p
  • Size
    19cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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