暴走するアメリカ大学スポーツの経済学
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暴走するアメリカ大学スポーツの経済学
東信堂, 2016.10
- タイトル読み
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ボウソウ スル アメリカ ダイガク スポーツ ノ ケイザイガク
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注記
推奨文献: p258
参考文献: p259-272
内容説明・目次
内容説明
アメフトはじめアメリカ大学スポーツの過熱化は、優秀選手への便宜供与等、不正・腐敗を生み続け、さらに、不正行為根絶を目指し設立された全米大学体育協会(NCAA)自体が、試合のTV放映権独占等、巨大な営利企業と化し、今や激しく批判を浴びている。本書は、これら事態の全てを鮮烈に描き出すと共に、暴走の根本原因・「スポーツでの活躍は大学に利益をもたらす」という、日本でも流布している幻想に経済学的分析のメスを入れた、わが国初の貴重な労作である。
目次
- 第1章 大学スポーツの歴史的発展—アメフトの誕生とNCAA
- 第2章 売手独占カルテルとしてのNCAA—テレビ放送をめぐる規制
- 第3章 買手独占カルテルとしてのNCAA—アマチュアリズムの虚像
- 第4章 大学スポーツの収支決算—直接的効果と間接的効果
- 第5章 NCAAのもたらす秩序—その維持と変化
- おわりに—総括と日本への含意
「BOOKデータベース」 より