書誌事項

北方世界と秋田城

小口雅史編

(考古学リーダー, 25)

六一書房, 2016.11

タイトル読み

ホッポウ セカイ ト アキタジョウ

大学図書館所蔵 件 / 40

注記

参考文献: 各論文末

収録内容

  • 古代城柵秋田城の機能と特質 / 伊藤武士 [執筆]
  • 秋田城の歴史的展開 : 国府問題を中心にして / 熊谷公男 [執筆]
  • 出土文字資料からみた秋田城 / 小口雅史 [執筆]
  • 城柵構造からみた秋田城の特質 / 八木光則 [執筆]
  • 土師器の色調変化が示す元慶の乱後の米代川流域在地集落の動態 / 宇田川浩一 [執筆]
  • 土製支脚からみる出羽と石狩低地帯の交流について / 柏木大延 [執筆]
  • 土器からみた地域間交流 : 秋田・津軽・北海道 / 齋藤淳 [執筆]
  • 須恵器からみた古代の北海道と秋田 / 鈴木琢也 [執筆]
  • 五所川原須恵器窯跡群の成立と北海道 / 中澤寛将 [執筆]
  • 秋田城出土の羽釜・再検討 / 小嶋芳孝 [執筆]
  • 城柵と北東北の鉄 / 高橋学 [執筆]
  • 古代日本列島北部の諸集団間における鉄鋼製品の流通問題 / 天野哲也 [執筆]
  • 北方世界と秋田城 / 小口雅史 [ほか] 司会

内容説明・目次

内容説明

古代律令国家の最北にして最前線の城柵秋田城。北海道方面までにらんでいた可能性のあるこの城柵は8世紀には総瓦葺の築地塀をもつ威容を誇っていた。これは他には平城宮と大宰府しか例がないという。この荘厳さは対蝦夷ではなく対渤海対策と考えるのが自然であろう。このような秋田城とは一体何であったのか。本書はこの重大な問題に最新の成果をふまえて両陣営が肉薄する。さらにまた秋田城は北方世界にあって具体的にどのような役割を果たしたのか、本書の提起する問題は実に興味深いものがある。

目次

  • 第1部 秋田城総論—遺構と文字史資料からみた(古代城柵秋田城の機能と特質;秋田城の歴史的展開—国府問題を中心にして;出土文字資料からみた秋田城;城柵構造からみた秋田城の特質)
  • 第2部 秋田城と北方世界の交流の具体相(土師器の色調変化が示す元慶の乱後の米代川流域在地集落の動態;土製支脚からみる出羽と石狩低地帯の交流について;土器からみた地域間交流—秋田・津軽・北海道;須恵器からみた古代の北海道と秋田;五所川原須恵器窯跡群の成立と北海道;秋田城出土の羽釜・再検討;城柵と北東北の鉄;古代日本列島北部の諸集団間における鉄鋼製品の流通問題)
  • 第3部 総括討論(北方世界と秋田城)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB22470279
  • ISBN
    • 9784864450836
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    ix, 339p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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