幸福な食堂車 : 九州新幹線のデザイナー水戸岡鋭治の物語
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幸福な食堂車 : 九州新幹線のデザイナー水戸岡鋭治の物語
(小学館文庫プレジデントセレクト, [Pい2-1])
小学館, 2016.9
- タイトル読み
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コウフク ナ ショクドウシャ : キュウシュウ シンカンセン ノ デザイナー ミトオカ エイジ ノ モノガタリ
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注記
プレジデント社 2012年刊の改稿
叢書番号はブックジャケットによる
参考文献: p309
内容説明・目次
内容説明
偉ぶらず、媚びない。自分を語らず、自慢の類いはついぞしない。ノンフィクション作家が出会った、JR九州の列車デザイナー、水戸岡鋭治はそんな“目立たない”男だった—。旧国鉄ゆずりの体質に疑問を投げかけ、様々な出会いを繰り返しながら慣習を打ち破り、誰をも魅了する夢の列車を次々と生み出していく。タブーとされた木材を多用し、地元の伝統工芸をふんだんに施したクルーズトレイン「ななつ星 in 九州」は、日本中の熱狂をさらった。寡黙な男が内に秘めた熱いエネルギーの源泉とは。未来をデザインすることに賭けた男の、がむしゃらな半生記。
目次
- コンセプトとはすなわち「志」—「富士山駅」
- 色への狂気「絶対色感」—大阪「サンデザイン」
- ヨーロッパで出合った洗練とタフネス—イタリア「シルビオ・コッポラ事務所」
- パース画の世界を切り拓く—「ドーンデザイン研究所」設立
- 成功へと導く「気」の存在—福岡「ホテル海の中道」
- 初の鉄道デザインは挑戦的な「花仕事」を—58系気動車「アクアエクスプレス」
- 百億円の価値を生むデザイン—高速船「ビートル」
- なぜ食堂車が大切なのか—787系 特急「つばめ」
- 感動は注ぎ込まれたエネルギーの量—883系「ソニック」、885系 特急「かもめ」
- 和の素材・伝統・意匠を新幹線に—800系新幹線「つばめ」
- 「ローカル線」で日本の田舎を再生する—ゆふいんの森2、九州横断特急、SL人吉、いさぶろう・しんぺい、はやとの風、海幸山幸/MOMO、KURO(ともに岡山電気軌道)/いちご電車、たま電車(ともに和歌山電鐵)/博多駅ビル「JR博多シティ」
「BOOKデータベース」 より