金子みすゞの詩とこころ
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金子みすゞの詩とこころ
清風堂書店, 2016.11
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カネコ ミスズ ノ シ ト ココロ
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文献: p322-326
Description and Table of Contents
Description
やさしく美しい言葉で私たちの心に語りかける金子みすゞ。その詩にふれると、とがった心はまるい方へ、にくむ心はゆるす方へ、つめたい心はあたたかい方へ、くらい心は明るい方へ、敵か味方かという二者択一ではなくてみんな仲間だという方へ、ごろりと心が動きます。仏教の原点からとらえたみすゞ、万葉集をふまえた作品解釈、たくみな措辞にこめられた作品の主題など…みすゞの作品と人生を十二の視点から探究し、新鮮で確かな鑑賞におさそいします。漢字教育とあわせて金子みすゞ研究を重ねてきた著者による渾身の一冊!
Table of Contents
- みすゞの最初の一しずく—女学生金子テルのエッセイ
- 気づき—人間中心の考えをひっくり返す
- 土と草—どんでん返しはみすゞの哲学
- なかなおり—みすゞは世界を救うかもしれない
- つばめの母さん—知識に対する童心、強さに対する優しさ
- 深い慈悲の心—ふるさと仙崎への旅
- ともに生きよう—行動する『かりうど』
- みすゞ詩のさみしさ—みすゞが背負った人生
- 見えないものを見る—科学者をも感動させたみすゞ
- 積もった雪の救い—みすゞが見つめた不条理
- 清いたましいが昇る反り橋
- よりそう
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