乳房の神話学
著者
書誌事項
乳房の神話学
(角川文庫, 19988)
KADOKAWA, 2016.9
- タイトル別名
-
Mythologie du sein
角川ソフィア文庫
- タイトル読み
-
チブサ ノ シンワガク
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注記
青土社 1997年刊の改訂
ブックジャケットに「角川ソフィア文庫 J151-1」との表示あり
内容説明・目次
内容説明
自然の豊饒を象徴するエジプト神話の女神イシス、イヴの裸体に重ねられたキリスト教の罪の概念、19世紀パリの露出趣味、大きさや形に対するコンプレックスと人工器具—。紀元前の昔から、人々は乳房のふくらみに惹かれ、そこに様々なイメージを投影してきた。稀代の趣味人にして大蒐集家ロミが集めた200点を超えるポスター、絵画、カードなどの資料図版を一挙に掲載。あっと驚く表象の歴史をたどる、空前絶後の乳房大全。
目次
- 第1章 歴史をたどり風俗からみた乳房(豊饒なるものの象徴;古代神話の恵みの乳房;ヴィーナスの登場;恥じらいのヴィーナス;天上のヴィーナスと卑俗なヴィーナス ほか)
- 第2章 文学にみる乳房の強迫観念(古代エジプト;『カーマ・スートラ』;ソロモンの「雅歌」;アンドレ・デュシェーヌ;シャルル・エルサン ほか)
- 第3章 乳房用語集
「BOOKデータベース」 より