ボワソナードと国際法 : 台湾出兵事件の透視図
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ボワソナードと国際法 : 台湾出兵事件の透視図
岩波書店, 2016.11
- タイトル別名
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ボワソナードと国際法 : 台湾出兵事件の透視図
- タイトル読み
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ボワソナード ト コクサイホウ : タイワン シュッペイ ジケン ノ トウシズ
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注記
付録1 ボワソナードの履歴書(外務省外交史料館所蔵): p329-332
付録2 ボワソナード手稿目録(グルノーブル大学図書館所蔵): p333-337
内容説明・目次
内容説明
国立公文書館所蔵の2冊の皮革装豪華本『勃氏趣旨書』。外交交渉に臨む大久保利通に提出されたボワソナードの仏文「覚書」19点から描かれる台湾出兵事件の全容。
目次
- 第1章 フランス時代のボワソナード—学問的思想的ルーツを中心として(パリ法科大学の学生時代—一八五二年法学博士となるまで;人道思想の形成—二月革命(一八四八年)の刻印 ほか)
- 第2章 遠景—一九世紀西洋国際社会の二つの顔(岩倉使節団へのビスマルク・スピーチ—国際法のレアリスト的観方;「国際法学士院」と「国際法の改革と法典化協会」 ほか)
- 第3章 前触れ—外務卿副島種臣の使清(一八七三年)(米国領事リゼンドルと台湾原住民による虐殺事件;清国への副島使節派遣 ほか)
- 第4章 台湾蕃地事務局設置から出兵へ(一八七四年)—「無主地先占」法理の採用(台湾蕃地事務局設置から出兵強行へ;ボワソナードの回答書 ほか)
- 第5章 北京交渉始末(一八七四年九‐一〇月)—大久保利通、ボワソナード、ウェード、総理衙門の王大臣(基礎的事実と概観;交渉プロセスの諸段階 ほか)
「BOOKデータベース」 より