谷川健一の世界 : 魂の民俗学が遺したもの
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谷川健一の世界 : 魂の民俗学が遺したもの
冨山房インターナショナル, 2016.10
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タニガワ ケンイチ ノ セカイ : タマシイ ノ ミンゾクガク ガ ノコシタ モノ
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Description and Table of Contents
Description
古代史、地名研究から小説、短歌などの創作まで、従来の民俗学の枠を遙かに超えて道なき道を歩んだ孤高の巨人・谷川健一。全集各巻に付した「巻末対話」で、「若き友人」大江修を相手に著作の根柢にある思想を解き明かす。ここで読者は対話者とともに長年にわたる谷川健一の思索の過程を追体験することになる。平成二十五年に完結した『谷川健一全集』(全24巻)各巻の掉尾を飾って好評を博した「巻末対話」を全編収載。全集の各著作誕生の秘密を著作者自らが語る。「日本人とはなにか」を考えるすべての若ものたちに遺された渾身の問題提起の書。
Table of Contents
- 第1部 対話のたのしみ—作品を語る(白鳥伝説;大嘗祭の成立 日本の神々;古代史ノオト;神・人間・動物 古代海人の世界;南島文学発生論 ほか)
- 第2部 魂の民俗学と私(見るべき程のことは見つ;魂の民俗学—谷川健一の根柢にあるもの;谷川健一先生と常世;谷川先生との対話を懐かしむ;谷川先生との対話の楽しみ—『谷川健一全集』巻末対話を終へて ほか)
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