自分の「異常性」に気づかない人たち : 病識と否認の心理

書誌事項

自分の「異常性」に気づかない人たち : 病識と否認の心理

西多昌規著

草思社, 2016.11

タイトル別名

Psychological anomalies

自分の異常性に気づかない人たち

タイトル読み

ジブン ノ イジョウセイ ニ キズカナイ ヒト タチ : ビョウシキ ト ヒニン ノ シンリ

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注記

参考文献: p228

内容説明・目次

内容説明

強すぎる被害妄想、執拗な他者攻撃異様なハイテンション他人をふりまわすサイコパス…。それは許容できる異常性なのか、治療介入すべき異常性なのか?重篤な心の病気と診断された人が治療を受けずに他者に危害を加えたり、自殺に及んだりする事例は後を絶たない。本書は精神科医である著者が診察室で出会った、さまざまな「自分の異常性」に気づかない人たちを取り上げ、その心の病理と対処法を明らかにするものである。診療を通して、医師の苦悩や精神医療の問題点が浮き彫りになる。

目次

  • はじめに 正常か異常かの境界線
  • 第1章 強すぎる被害妄想
  • 第2章 自分の異常性に気づく機能「病識」とは何か
  • 第3章 「不安に取りつかれた人」の病的な心理
  • 第4章 「寝なくても平気」「俺すげぇ」異様なハイテンションは病気か
  • 第5章 なぜ人を傷つけても心の痛みが一切ないのか
  • 第6章 威嚇と攻撃、見落とされた認知症
  • 第7章 「悪気がない」という異常性
  • 第8章 「死にたい」は狂言か、本気か
  • エピローグ 今後の課題

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB22573249
  • ISBN
    • 9784794222367
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    228p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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