茶の本 : 岡倉天心
著者
書誌事項
茶の本 : 岡倉天心
(NHK「100分de名著」ブックス)
NHK出版, 2016.10
- タイトル別名
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茶の本 : 岡倉天心 : 一杯の茶に真理が宿る
岡倉天心 茶の本
The book of tea : Okakura Tenshin
- タイトル読み
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チャ ノ ホン : オカクラ テンシン
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注記
「NHK100分de名著」において、2015年1月に放送された『茶の本』のテキストを底本として一部加筆・修正し、新たにブックス特別章などを収載したもの
その他のタイトルはブックジャケットによる
岡倉天心略年譜: p112-113
読書案内: p145-147
内容説明・目次
内容説明
近代化・西欧化路線が主流であった明治期の日本。そのただ中にアメリカで出版された『茶の本』は、東洋の伝統的な精神文化の奥義を説き、自然との共生を謳う、未来を見据えた先見の書であった。小さきものの中に偉大なものが宿り、日常の中に深遠な世界がある—。岡倉天心没後一〇〇年が経過し、近代化の限界に直面するいま、私たちの進むべき道について考える。
目次
- 第1章 茶碗に満ちる人の心(茶を通して東洋文明の意義を語る;交響曲のように共鳴する語り ほか)
- 第2章 源泉としての老荘と禅(茶の好みにあらわれる時代精神;茶道は日本で完成された ほか)
- 第3章 琴には琴の歌を歌わせよ(茶室にあらわれる禅の思想;茶室の装飾原理 ほか)
- 第4章 花、そして茶人の死(花は人生の友;自然の立場から人間を問う ほか)
- ブックス特別章『茶の本』をめぐる五つの日本文化論(『武士道』—サムライと騎士;『善の研究』—純粋経験から絶対無へ ほか)
「BOOKデータベース」 より