戦後の資本主義化の進行と持続
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戦後の資本主義化の進行と持続
(東大全共闘と社会主義, 4)
芙蓉書房出版, 2016.11
- タイトル読み
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センゴ ノ シホン シュギカ ノ シンコウ ト ジゾク
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内容説明・目次
内容説明
“書かずには死ねない!”当事者による東大全共闘運動の総括と、社会主義社会への展望を提示。第4巻は、戦後の社会主義運動が頓挫した理由、資本主義システムに重要な役割を果たした「金融」の摩訶不思議などを論ずる。
目次
- 第1章 社会主義国家建設の失敗と社会主義運動の沈滞化(ネックであり続けた旧ソ連の農業;中国文化大革命と提起された分業の克服;さまざまに試みられたがいずれも不如意の社会主義思想)
- 第2章 金融資本の天下—自由金融制資本主義の時代(バブルの発生と崩壊を必然とする資本主義;自由金融制資本主義の時代へ)
- 第3章 リベラリズムのたそがれ—現代の正義、倫理、私有、および「覇権」(リベラリズムの歴史伝統を否定する新自由主義の席巻;こんにちの世界に普遍する「価値観」とは何か)
- 第4章 「自由金融制資本主義」の中での世界(急進イスラム主義運動の衝撃;アメリカの覇権状態は続くのだが…;動揺収まらない世界)
- 第5章 資本主義の賞味期限(無限の成長を存続条件とする資本主義;インパクトあるイノベーションを励起できる可能性につく疑問符)
「BOOKデータベース」 より