ジャック・デリダと精神分析 : 耳・秘密・灰そして主権

書誌事項

ジャック・デリダと精神分析 : 耳・秘密・灰そして主権

守中高明著

岩波書店, 2016.11

タイトル別名

Jacques Derrida et la psychanalyse : oreille, secret, cendres, souveraineté

ジャックデリダと精神分析 : 耳秘密灰そして主権

タイトル読み

ジャック デリダ ト セイシン ブンセキ : ミミ ヒミツ ハイ ソシテ シュケン

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内容説明・目次

内容説明

精神医療の現場を覆う「科学的エヴィデンス主義」に抗し、「対テロ戦争」・難民問題に揺れる現代社会の倫理的諸課題と向き合う。デリダの思考を触媒とし、「脱構築としての精神分析」を指し示す導きの書。

目次

  • 第1部 耳について(脱構築と(しての)精神分析—不気味なもの;ラカンを超えて—ファロス・翻訳・固有名)
  • 第2部 秘密について(告白という経験—フーコーからデリダへ;埋葬された「罪=恥」の系譜学—クリプトをめぐって)
  • 第3部 灰について(終わりなき喪、不可能なる喪—アウシュヴィッツ以後の精神;ヘーゲルによるアンティゴネー—『弔鐘』を読む)
  • 第4部 主権について(絶対的歓待の今日そして明日—精神分析の政治‐倫理学;来たるべき民主主義—主権・自己免疫・デモス)

「BOOKデータベース」 より

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