劇作家秋元松代 : 荒地にひとり火を燃やす
著者
書誌事項
劇作家秋元松代 : 荒地にひとり火を燃やす
岩波書店, 2016.11
- タイトル別名
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VT:秋元松代 : 劇作家 : 荒地にひとり火を燃やす
- タイトル読み
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ゲキサッカ アキモト マツヨ : アレチ ニ ヒトリ ヒ オ モヤス
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注記
主要参考文献: p425-427
秋元松代年譜: 巻末p1-8
内容説明・目次
内容説明
小学校卒の学歴、貧しさ、女性ゆえの差別、独身…。民衆の中で生まれ育ち、民衆を冷静に見つめてその心に寄り添い、古典と現代を見事に融合させながら、創造性ゆたかな戯曲を書いた秋元松代。「近松心中物語」「常陸坊海尊」「かさぶた式部考」等で名高い、戦後日本を代表するその劇作家は、権威への反発と怒り、純粋な愛を求める乾き、そして深い孤独感のなかで、ひとり、荒地に火を燃やしつづけていたのだった。—蜷川幸雄、太地喜和子、橋本多佳子らとの交流もまじえた、決定版評伝・作家論。
目次
- 第1章 想う
- 第2章 家を出る
- 第3章 デビューのころ
- 第4章 脱皮
- 第5章 放送劇はやめられない
- 第6章 娼婦たち
- 第7章 リアリズムを超える
- 第8章 戦後に甦る和泉式部伝説
- 第9章 「七人みさき」の天皇制
- 第10章 蜷川幸雄との出会い
- 第11章 八ヶ岳への移住
- 第12章 旅する心—評伝「菅江真澄」
- 最終章 勝つ
「BOOKデータベース」 より