菜園家族の思想 : 甦る小国主義日本
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菜園家族の思想 : 甦る小国主義日本
かもがわ出版, 2016.10
- タイトル読み
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サイエン カゾク ノ シソウ : ヨミガエル ショウコク シュギ ニホン
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注記
引用・参考文献一覧: p362-379
内容説明・目次
内容説明
資本主義固有の不確実性と投機性が露わになった今、大地から引き離され、根なし草同然となった近代の人間の生存形態、賃金労働者を根源的に問い直す。強欲、冷酷無惨なグローバル市場に対峙し、近代を超克する抗市場免疫の新たな「菜園家族」を基礎に、素朴で、精神性豊かな自然世界への壮大な回帰と止揚の道を切り拓く。二一世紀、この基本方向をどう実現していくのか。本書はその具体的な道筋と手立てを提示する。
目次
- 憎しみと暴力のるつぼと化した世界、そこから立ち上がる新たな理念
- 二一世紀未来構想の問題意識、求められるその方法論の革新
- 私たちは何とも不思議な時代の不思議の国に生きている—いのち削り、心病む終わりなき市場競争
- 人間はなるべくして人間になった—その奇跡の歴史の根源に迫る
- 「菜園家族」構想とその基礎—二一世紀の「地域生態学」的未来社会論
- 「菜園家族」構想の現実世界への具体的適用とその展開—実現可能性を探る
- 「匠商家族」と地方中核都市の形成
- 高度経済成長の延長線上に現れた3・11の惨禍
- 「菜園家族」の台頭と資本の自然遡行的分散過程
- 自然循環型共生社会への現実的アプローチ—四つの具体的提案を基軸に考える〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より