日本語とジャーナリズム

Bibliographic Information

日本語とジャーナリズム

武田徹著

(犀の教室)

晶文社, 2016.11

Title Transcription

ニホンゴ ト ジャーナリズム

Available at  / 129 libraries

Description and Table of Contents

Description

学生時代から思考の元のところで、ずっと気になっていた日本語の構造とジャーナリズムの問題。日本語はジャーナリズムに適した言葉なのか?日本語の構造については、森有正、丸山真男、本多勝一、大宅壮一、清水幾太郎、佐野眞一、片岡義男など、多くの論者が挑んできた。明治期の新聞がどのように口語体になったか。言語学者、文法学者は日本語をどのように考えてきたのか。戦後、大本営発表のような報道を繰り返さないために、新聞はどのような文体を選んだか。何を伝えるかではなく、どのように伝えるか、日本語から考えるジャーナリズム論にして、日本文化論。

Table of Contents

  • 1 日本語は批評やジャーナリズムの道具となりえるか
  • 2 命題がたてられない—森有正の日本語論
  • 3 論理的なのか、非文法的なのか—本多勝一の日本語論
  • 4 「である」ことと「する」こと—佐野眞一、丸山真男、荻生徂徠
  • 5 国語とジャーナリズム
  • 6 無署名性言語システムの呪縛—玉木明のジャーナリズム言語論
  • 7 中立公正の理念とジャーナリズムの産業化—大宅壮一と清水幾太郎
  • 8 「うち」の外へ、日本語の外へ—片岡義男の日本語論

by "BOOK database"

Related Books: 1-1 of 1

Details

Page Top