日本語とジャーナリズム
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日本語とジャーナリズム
(犀の教室)
晶文社, 2016.11
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ニホンゴ ト ジャーナリズム
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University of Tsukuba Library, Library on Library and Information Science
070.4-Ta5910016016340
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Description and Table of Contents
Description
学生時代から思考の元のところで、ずっと気になっていた日本語の構造とジャーナリズムの問題。日本語はジャーナリズムに適した言葉なのか?日本語の構造については、森有正、丸山真男、本多勝一、大宅壮一、清水幾太郎、佐野眞一、片岡義男など、多くの論者が挑んできた。明治期の新聞がどのように口語体になったか。言語学者、文法学者は日本語をどのように考えてきたのか。戦後、大本営発表のような報道を繰り返さないために、新聞はどのような文体を選んだか。何を伝えるかではなく、どのように伝えるか、日本語から考えるジャーナリズム論にして、日本文化論。
Table of Contents
- 1 日本語は批評やジャーナリズムの道具となりえるか
- 2 命題がたてられない—森有正の日本語論
- 3 論理的なのか、非文法的なのか—本多勝一の日本語論
- 4 「である」ことと「する」こと—佐野眞一、丸山真男、荻生徂徠
- 5 国語とジャーナリズム
- 6 無署名性言語システムの呪縛—玉木明のジャーナリズム言語論
- 7 中立公正の理念とジャーナリズムの産業化—大宅壮一と清水幾太郎
- 8 「うち」の外へ、日本語の外へ—片岡義男の日本語論
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