木菟燈籠
著者
書誌事項
木菟燈籠
(講談社文芸文庫, [おD9])
講談社, 2016.12
- タイトル読み
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ミミズク ドウロウ
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注記
未知谷刊『小沼丹全集』第3巻 (2004年8月) を底本とし、新かな遣いに改め、振りがなを追加したもの
叢書番号はブックジャケットによる
年譜: p213-230
著書目録: p231-233
収録内容
- 四十雀
- 槿花
- エッグ・カップ
- 鳥打帽
- ドビン嬢
- 枯葉
- 木菟燈籠
- 「一番」
- 入院
- 胡桃
- 花束
内容説明・目次
内容説明
好きが高じていきなり露地の奥で小鳥屋を始めた教員仲間。商売はやはりうまく行かず復職の世話をする成り行きに、店先に据えてあった立派な石燈籠が我が家の庭に…。日常のなかで関わってきた人々の、ふとしたときに垣間見る思いがけない心のありようや今は亡き人の懐しい面影を、井伏鱒二ゆずりの柔らかい眼差しと軽妙な筆致で描き出した小沼文学ならではのじわりと胸に沁みるような作品集。
「BOOKデータベース」 より