グループスキーマ療法 : グループを家族に見立てる治療的再養育法実践ガイド

書誌事項

グループスキーマ療法 : グループを家族に見立てる治療的再養育法実践ガイド

ジョアン・M・ファレル, イダ・A・ショー著 ; 大島郁葉訳

金剛出版, 2016.11

タイトル別名

Group schema therapy for borderline personality disorder : a step-by-step treatment manual with patient workbook

タイトル読み

グループ スキーマ リョウホウ : グループ オ カゾク ニ ミタテル チリョウテキ サイヨウイクホウ ジッセン ガイド

注記

監訳: 伊藤絵美

文献: p466-469

内容説明・目次

内容説明

早期不適応的スキーマを乗り越える「オリジナルモデル」と、現在活性化されているスキーマとコーピングによって当事者の状態を理解する「モードモデル」を使って回復につなげるスキーマ療法を、グループで実施する試みを紹介。実際の言葉遣いを再現した事例、バラエティ豊かなテクニック(体験的技法・認知的技法・行動的技法・イメージ技法)を紹介しながら、「兄弟姉妹」としての当事者と「健全な親」としてのセラピストが「家族」となる「治療的再養育法(limited reparenting)」を駆使するスキーマ療法の進化形「グループスキーマ療法」実践ガイドブック!

目次

  • グループスキーマ療法の概念モデル
  • スキーマ療法の介入の媒介・効果増大のためにグループの治療的要因を活用する
  • セラピストの役割—治療的再養育法を家族にまで拡大する
  • グループスキーマ療法の基本的な進め方
  • グループスキーマ療法の流れ(第1段階—絆と感情調節の段階;第2段階—スキーマモードを変容させる;第3段階—自律性の獲得)
  • 当事者用ワークブックの内容と使用法
  • 個人スキーマ療法とグループスキーマ療法の組み合わせ
  • グループスキーマ療法の治療的再養育法を通じて中核的感情欲求を満たす
  • 境界性パーソナリティ障害に対するスキーマ療法の系統的レビュー
  • 結論とグループスキーマ療法の今後の展望

「BOOKデータベース」 より

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