誰が天照大神を女神に変えたのか
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誰が天照大神を女神に変えたのか
(PHP新書, 1075)
PHP研究所, 2017.1
- タイトル読み
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ダレガ アマテラスオオミカミ オ メガミ ニ カエタ ノカ
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内容説明・目次
内容説明
皇室の先祖であり、神道の最高神である天照大神は女神とされているが、女神を最高神とすることは世界的にみて極めて稀なことである。実はもともと「天照」などと呼ばれる男性の太陽神の信仰があったのだが、六世紀半ばに巫女の神「大日女」が合祀されて女神となったという。一体誰が何のために、こんなことをしたのだろうか?さらに七世紀以降、天照大神の信仰に伊勢の太陽神の信仰も加わったのだが、古来伊勢には別のご神体があったという。現在の伊勢神宮は、どのようにして成立したのだろうか?古代史を専門とする歴史家が謎に迫る。
目次
- 序 天照大神が女性であることは、日本史最大の謎
- 第1章 複雑な性格をもつ天照大神
- 第2章 なぜ縄文人は女神を信仰したのか
- 第3章 祖霊信仰と婿入り習俗
- 第4章 男性の太陽神
- 第5章 天照大神はいかにして女神となったか
- 第6章 天岩戸神話はどのようにして生まれたか
- 終章 伊勢神宮はいかにして誕生したか
「BOOKデータベース」 より