書誌事項

えた非人 : 社会外の社会

柳瀬勁介著 ; 塩見鮮一郎訳

河出書房新社, 2016.11

タイトル別名

社會外の社會穢多非人

タイトル読み

エタ ヒニン : シャカイガイ ノ シャカイ

注記

柳瀬勁介著『社会外の社会穢多非人』(大学館 1901年2月刊)を現代語に訳したもの

文献あり

内容説明・目次

内容説明

被差別部落の歴史を初めて書いた歴史的名著をついに現代語訳で!肉食のタブーは、日本中にケガレ意識を蔓延させ、皮革生産に携わる人、埋葬にかかわる人、刑の執行とその後片付けをする人びとを貶め、差別した。かような日本史をつらぬく「賎民意識の構造」を初めて鮮明に描いた、今もっとも読まれるべき伝説の書を、研究の第一人者が現代のことばで甦らせる!

目次

  • 第1章 「えた」の名称(「えた」という名称の意義;「えた」の異名)
  • 第2章 「えた」の起源(総説;餌取;外国渡来の民;内国の俘虜;落魄者;犯罪;雑種)
  • 第3章 「えた」の状態(「えた」の地位;「えた」の風俗;「えた」の信仰と道徳;「えた」の人口と出生率)
  • 第4章 「えた」排斥の原因(ケガレを忌む風習とその変遷;肉食の風習とその変遷)
  • 第5章 救済策

「BOOKデータベース」 より

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