書誌事項

アーカイブズの現在・未来・可能性を考える : 歴史研究と歴史教育の現場から

渡辺尚志編

法政大学出版局, 2016.12

タイトル別名

アーカイブズの現在未来可能性を考える : 歴史研究と歴史教育の現場から

タイトル読み

アーカイブズ ノ ゲンザイ・ミライ・カノウセイ オ カンガエル : レキシ ケンキュウ ト レキシ キョウイク ノ ゲンバ カラ

注記

内容: 編者まえがき(編者), 第一部: 日本前近代史研究とアーカイブズ(第一章「訴訟からみた近世社会の特質」-第三章「明治前期における「好古家」の新聞受容」), 第二部: 近現代の歴史研究・歴史教育とアーカイブズ(第四章「市民団体(市民アーカイブ多摩)における市民活動一次資料アーカイブズ化の取り組み」-第六章「歴史教育における史料活用の可能性」), 第三部: 海外におけるアーカイブズと歴史研究(第七章「グアムにおける追悼・慰霊の空間」, 第八章「キリー・キャンベルの収集活動から見る歴史意識の変容」), 執筆者紹介

参考文献: 章末

収録内容
  • 訴訟からみた近世社会の特質 : 信濃国松代藩領を事例として / 渡辺尚志 [著]
  • 慶応期幕府奏者番における師弟関係と手留管理 / 吉川紗里矢 [著]
  • 明治前期における「好古家」の新聞受容 : 埼玉県比企郡番匠村小室元長の交友関係を中心に / 古畑侑亮 [著]
  • 市民団体(市民アーカイブ多摩)における市民活動一次資料アーカイブズ化の取り組み : 「懸樋哲夫氏旧蔵電磁波運動資料」の整理過程を事例に / 長島祐基 [著]
  • 一九六〇年代の一橋大学における「大学の自治」論と教職員組合 : 史料整理から大学史における組合の位置づけを考える / 伴野文亮 [著]
  • 歴史教育における史料活用の可能性 : 柳条湖事件を描いた漫画を例にして / 関原正裕 [著]
  • グアムにおける追悼・慰霊の空間 : 「想起の場」としての戦跡を考える / 新井隆 [著]
  • キリー・キャンベルの収集活動から見る歴史意識の変容 : 南アフリカにおけるアーカイブズ構築の一事例 / 上林朋広 [著]
内容説明・目次

内容説明

一橋大学大学院社会学研究科の先端課題研究における共同研究の成果。真田家文書にみる武士と百姓の関係、幕末の江戸城における儀礼、明治における新聞の受容と読者のネットワーク、市民団体・大学自治の記録資料にみる社会運動、戦時中の史料を使う歴史教育、戦跡という記憶、収集活動と歴史意識の変容など、様々な領域の現場から「アーカイブズ」のあり方と活用の可能性を考える。

目次

  • 第1部 日本前近代史研究とアーカイブズ(訴訟からみた近世社会の特質—信濃国松代藩領を事例として;慶応期幕府奏者番における師弟関係と手留管理;明治前期における「好古家」の新聞受容—埼玉県比企郡番匠村小室元長の交友関係を中心に)
  • 第2部 近現代の歴史研究・歴史教育とアーカイブズ(市民団体(市民アーカイブ多摩)における市民活動一次資料アーカイブズ化の取り組み—「懸樋哲夫氏旧蔵電磁波運動資料」の整理過程を事例に;一九六〇年代の一橋大学における「大学の自治」論と教職員組合—史料整理から大学史における組合の位置づけを考える;歴史教育における史料活用の可能性—柳条湖事件を描いた漫画を例にして)
  • 第3部 海外におけるアーカイブズと歴史研究(グアムにおける追悼・慰霊の空間—「想起の場」としての戦跡を考える;キリー・キャンベルの収集活動から見る歴史意識の変容—南アフリカにおけるアーカイブズ構築の一事例)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BB22754210
  • ISBN
    • 9784588321337
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    319, 2p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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