その後の慶喜 : 大正まで生きた将軍

書誌事項

その後の慶喜 : 大正まで生きた将軍

家近良樹著

(ちくま文庫, [い90-1])

筑摩書房, 2017.1

タイトル読み

ソノゴ ノ ヨシノブ : タイショウ マデ イキタ ショウグン

注記

2005年1月講談社刊(講談社選書メチエ)の文庫化

参考文献: p246-249

叢書番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

1867年、大政奉還を行った徳川慶喜は歴史の表舞台から姿を消し、1913年に没するまで時代との係わりを断って静かに暮らした。旧幕臣たちとの微妙な関係、狩猟や写真など多岐にわたる趣味、たくさんの子どもを作った家庭人としての側面、そして自分を追い落とした明治政府と皇族への感情。謎に包まれた「最後の将軍」の長い余生を第一人者が鮮やかに浮かび上がらせる。

目次

  • プロローグ 表舞台から姿を消した徳川慶喜
  • 第1部 静岡時代の徳川慶喜(恭順表明から静岡に至るまで;言動を律する趣味人—明治初年代;取り戻されたゆとり—明治十年代;身内・知己の死と新しいものへの関心—明治二十年代)
  • 第2部 東京時代の徳川慶喜(修復された皇室との関係—公爵授与以前;老いと自分史への協力—公爵授与以後)
  • エピローグ 家範の制定と慶喜の死

「BOOKデータベース」 より

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