聞書き遊廓成駒屋
著者
書誌事項
聞書き遊廓成駒屋
(ちくま文庫, [か69-1])
筑摩書房, 2017.1
- タイトル別名
-
遊廓成駒屋 : 聞書き
聞書遊廓成駒屋
- タイトル読み
-
キキガキ ユウカク ナリコマヤ
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注記
講談社 1989年刊の文庫化(原題「聞書遊廓成駒屋」)
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
ある日、名古屋駅裏を歩いていた著者は、一軒の建物が取り壊されようとしている場に出くわす。それが中村遊廓の成駒屋だった。その場に残された家財道具を手掛かりに、著者は遊廓の実像を求めて、多くの人から聞取りを始める。大正から昭和の隆盛期、さらには売春防止法以後の関係者たちはどう生きていったのか。読書史上に残る名著文庫化。
目次
- 序章 名古屋中村「新金波」にて
- 1章 中村遊廓との遭遇(遊廓を知らない世代のロマン;名古屋駅裏の猥雑さ;巨大な遊廓建築の群 ほか)
- 2章 道具からみた「成駒屋」(玄関まわりの風景;客引きの呼吸;帳場に残っていた『花山帳』から ほか)
- 3章 娼妓たちの人生(無理強いができない;松山の居酒屋で;娼妓たちの家庭環境 ほか)
- 終章 遊廓の終焉
「BOOKデータベース」 より