老子と上天 : 神観念のダイナミズム
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書誌事項
老子と上天 : 神観念のダイナミズム
ぷねうま舎, 2016.12
- タイトル別名
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老子と上天 : 神観念のダイナミズム
- タイトル読み
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ロウシ ト ジョウテン : カミ カンネン ノ ダイナミズム
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注記
参考文献: p259-261
内容説明・目次
内容説明
天空の超越神=上天・上帝と、闇に潜む敗者の神々=鬼神たち、そして暗黒の地母神として出現した老子の「道」—神々の闘争と融合と交替の劇が精神史に刻んだものとは何か。諸思潮が混淆する古代中国の思想地図に、くっきりと航跡を残す老子・黄老・道教の系譜。宇宙生成神話を持ち、自然と無為を説くその特異な思想は、何を起源とし、どんな運命をたどったのか。『老子』の道の挑戦は、勝ったのか、敗れたのか。
目次
- 第1部 上天と鬼神—勝者の神と敗者の神(唯一の神の発生;鬼神は民衆の守護神;災異思想の変遷 ほか)
- 第2部 『老子』の道の出現(『老子』の成立時期と作者;道と上天・上帝との相違;宇宙生成論の並立 ほか)
- 第3部 神々の闘い—老子・黄老・道教(中原への伝播;秦帝国の法術的支配;黄老から儒教へ ほか)
「BOOKデータベース」 より