志布志事件は終わらない

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志布志事件は終わらない

木村朗, 野平康博編著 ; 梶山天 [ほか] 著

耕文社, 2016.11

タイトル読み

シブシ ジケン ワ オワラナイ

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注記

その他の著者: 大久保真紀, 原田宏二, 辻惠, 中山信一, 永山トメ子. 一木法明, 谷口松生, 下平晴之, 柳誠子

志布志事件の経過と「住民の人権を考える会」の活動: p230-252

内容説明・目次

内容説明

2003年春の鹿児島県議選ででっち上げられた冤罪事件=志布志事件。2016年8月「叩き割り」国賠訴訟が終結、すべての裁判で住民側が勝訴した。だが、塗炭の苦しみを受けた被害者への謝罪はない。他方、今回の刑訴法改「正」では、取調べの可視化は一部に限られ、盗聴対象事件は拡大、あろうことか司法取引さえ導入された。志布志事件を問い直す中、日本の刑事司法の闇を抉り出す。

目次

  • 第1部 志布志事件とは何であったのか(志布志事件の刑事弁護活動を振り返って;調査報道で暴いた志布志事件捜査の違法性;「まだ終わるわけにはいかない」—その思いで闘い続けた二人—「叩き割り」訴訟の浜野博さん「踏み字」事件の川畑幸夫さん;元捜査第二課長がみた志布志事件—国賠訴訟判決を読んで;取調べの全面可視化の法制化を必ず実現させよう;志布志事件とは何であったのか—再犯防止のため真相究明と責任追及を!)
  • 第2部 当事者と支援者からの訴え(志布志事件の主犯とされた中山信一;志布志事件について;「住民の人権を考える会」の設立;住民の人権は守られているか;明日は我が身 でっち上げ志布志事件;事件をめぐる経過と県議会での取組み—「志布志事件」は終わらない)
  • 特別編 大崎事件(無実の罪を晴らしてから死にたい—最高齢の再審請求人・原口アヤ子さん)
  • 第3部 資料編(志布志事件の経過と「住民の人権を考える会」の活動;無罪国賠訴訟・意見陳述書)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB22881659
  • ISBN
    • 9784863770454
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    大阪
  • ページ数/冊数
    280p
  • 大きさ
    21cm
  • 分類
  • 件名
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