こびとが打ち上げた小さなボール
著者
書誌事項
こびとが打ち上げた小さなボール
河出書房新社, 2016.12
- タイトル別名
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난장이가 쏘아올린 작은 공
Nanjangiga ssoaolin jagun gong
- タイトル読み
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コビト ガ ウチアゲタ チイサナ ボール
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内容説明・目次
内容説明
取り壊された家の前に立っている父さん。小さな父さん。父さんの体から血がぽたぽたとしたたり落ちる。真っ黒な鉄のボールが、見上げる頭上の空を一直線につんざいて上がっていく。父さんが工場の煙突の上に立ち、手を高くかかげてみせる。お父ちゃんをこびとなんて言った悪者は、みんな、殺してしまえばいいのよ。７０年代ソウル—急速な都市開発を巡り、極限まで虐げられた者たちの千年の怒りが渦巻く祈りの物語。東仁文学賞受賞。
「BOOKデータベース」 より
