個人的なハーモニー : ノルシュテインと現代アニメーション論
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個人的なハーモニー : ノルシュテインと現代アニメーション論
フィルムアート社, 2016.12
- タイトル別名
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Personal harmony : Yuri Norstein and the aesthetics of contemporary animation
個人的なハーモニー : ノルシュテインと現代アニメーション論
- タイトル読み
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コジンテキ ナ ハーモニー : ノルシュテイン ト ゲンダイ アニメーションロン
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注記
博士論文「個人的なハーモニー : ユーリー・ノルシュテイン『話の話』を中心としたアニメーションの原形質的な可能性」(東京大学大学院, 2015) を改稿したもの
参考文献: 巻末pviii-xv
フィルモグラフィー: 巻末pxvi-xix
内容説明・目次
内容説明
メタファーとなったアニメーションは、世界への扉を開け放つ—。巨匠ユーリー・ノルシュテインの代表的作品『話の話』を糸口に、個人作家たちの創造性の系譜と達成を読み解き、初期アニメーション〜ディズニー、アニメーション・ドキュメンタリーや世界の長編アニメーション、デジタル時代の新たな原理、さらには宮崎駿・高畑勲など現代日本のアニメにまで射程は及ぶ、「アニメーション正史」への挑戦の書。
目次
- 第0章 『話の話』という「謎」(『話の話』という謎めいた作品;本書のアプローチ—『話の話』を国際的な個人作家の文脈で考える ほか)
- 第1章 「われわれのすべてが自分の木々をもっているのです」—「アニメーション映画」の想像力(「違ったふうに」世界を感じる;アニメーションの起源を探る—「アニメーション映画」の誕生と発展 ほか)
- 第2章 「すべての文明から離れた隠れ家へ…」—「アニメーション映画」の小さな革命(ノルシュテイン作品における取り残された場所;アニメーションの現実変革 ほか)
- 第3章 「私は現実から書き写すのだ…」—『話の話』とデジタル・アニメーションの不安定な現実(「書き写す」詩人;「原形質性」再考 ほか)
- 第4章 「メタファーは世界の扉を開け放つ」—アニメーションの原形質的な可能性(フレームの「向こう側」;アニメーションを「芸術」とするために ほか)
「BOOKデータベース」 より