水戸藩農村社会の史的展開

書誌事項

水戸藩農村社会の史的展開

野上平著

茨城新聞社, 2016.11

タイトル読み

ミトハン ノウソン シャカイ ノ シテキ テンカイ

注記

付録: 庄屋名一覧(p378-392)

内容説明・目次

内容説明

十七世紀初頭、常陸国北部の山間地久慈郡生瀬郷(大子町)で起きた、いわゆる「生瀬乱」。役人らによる一村皆殺し。農村社会を揺るがすような大事件でありながら、水戸藩の公式記録に残されていない。生瀬乱は史実か、後世の創作か…。長年にわたり地方資史料を丹念に調査研究し続けてきた著者が、従来の学説・通説に疑問を呈し、新説を展開。農村史の未開拓分野に切り込む話題の論集。

目次

  • 第1章 生瀬・山方乱の発生と備前検地完全実施の疑問
  • 第2章 水戸藩政時代の犯罪と刑罰についての事例的研究
  • 第3章 幕府巡見使水戸藩領通過時における関係村々の対応
  • 第4章 金献郷士薄井友衛門家の系譜をめぐって
  • 第5章 領内東北部を襲った災害と地域差
  • 第6章 天保七年の冷害と餓死の記録
  • 第7章 北浦地方の災害と農村の窮乏化
  • 第8章 行方地方の和算の普及と化蘇沼稲荷社算額
  • 第9章 水戸藩蓮枝守山・府中藩農家の家族構成と結婚・出産
  • 第10章 磯出大祭礼

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BB22899916
  • ISBN
    • 9784872734522
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    水戸
  • ページ数/冊数
    396p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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