理想の住まい : 隠遁から殺風景へ
著者
書誌事項
理想の住まい : 隠遁から殺風景へ
(環境人間学と地域)
京都大学学術出版会, 2017.1
- タイトル別名
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Histoire de l'habitat idéal : de l'Orient vers l'Occident
- タイトル読み
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リソウ ノ スマイ : イントン カラ サップウケイ エ
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注記
原著 (Éditions du Félin, c2010) の全訳
カラー図版あり
参考文献一覧: p448-462
巻末: 索引 (術語, 人名・組織名, 地名・国名, 書名・作品名) あり
内容説明・目次
内容説明
自動車社会の到来とともに、都市の人々はこぞって郊外に家を求め、今や地球環境を脅かす問題を引き起こしている。人はなぜそれほどまでに郊外脱出を望んだのか?その根源には『桃花源記』に遡る隠遁への憧れがあった—。東西の古典・近代思想を縦横に逍遥し、近代郊外住宅の理想が現れた過程と人間の存在基盤への影響を浮彫りにする。「KYOTO 地球環境の殿堂」第8回殿堂入りを果たしたオギュスタン・ベルク氏による都市論の集大成。
目次
- プロローグ 流れる風(=風流)
- 第1部 中国(遊仙;城外隠遁;風景の誕生)
- 第2部 日本(廬山を京都に移送する;茶室からファスト風土へ;郊外への脱出)
- 第3部 地球/世界(田園拡散都市の機械学;無基底の世界)
- エピローグ 栗林にて
「BOOKデータベース」 より