昭和思想史としての小泉信三 : 民主と保守の超克

書誌事項

昭和思想史としての小泉信三 : 民主と保守の超克

楠茂樹, 楠美佐子著

ミネルヴァ書房, 2017.1

タイトル別名

昭和思想史としての小泉信三 : 民主と保守の超克

小泉信三 : 昭和思想史としての : 民主と保守の超克

タイトル読み

ショウワ シソウシ トシテノ コイズミ シンゾウ : ミンシュ ト ホシュ ノ チョウコク

注記

参考文献: p339-351

内容説明・目次

内容説明

経済学の第一線の研究者として活躍し、文芸評論にも長け、戦後は平和論、帝室論にまで重要な足跡を残した小泉信三。本書は、ゼロ地点から福澤諭吉、ハイエクとの知的交流、そして戦前・戦中・戦後の思想的遍歴を捉える。それは、曖昧な「リベラル」「保守」「自由」「愛国」などの言葉では語ることはできない。「勇気ある自由人」小泉信三没後五〇年に送り出す小泉を通した昭和思想史。

目次

  • 序章 思想史としての小泉信三
  • 第1章 明治期における小泉信三
  • 第2章 経済学、経済学史、社会思想史研究
  • 第3章 塾長時代における福澤との邂逅
  • 第4章 戦後三部作における思想形成
  • 第5章 「秩序ある進歩」に見る思想の構造
  • 第6章 「保守」派の様相
  • 第7章 ハイエクとの知的交錯
  • 第8章 思想としての小泉主義

「BOOKデータベース」 より

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