一億総貧困時代
著者
書誌事項
一億総貧困時代
集英社インターナショナル , 集英社 (発売), 2017.1
- タイトル別名
-
Why can not we get away from poverty?
- タイトル読み
-
イチオク ソウヒンコン ジダイ
大学図書館所蔵 件 / 全82件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
集英社インターナショナル・ウェブサイトに連載された「一億総貧困時代」(2016.1-2016.10)を加筆したもの
内容説明・目次
内容説明
性的虐待の果て、父親の子どもを産んだ女性。長年の介護生活の果て、両親とともに死のうと川に車で突っ込み、娘だけが生き残った「利根川一家心中事件」。介護離職から路上へ、そして支援者となった男性—。奨学金、ブラック企業、性産業、そして原発事故や外国人労働者問題など、現代のこの国に潜む、あらゆる「貧困」に斬り込んだ渾身の一冊。
目次
- 「お父さんの子どもを産みました」—虐待の末、路上に辿り着いた女性
- 子どもの虐待と“貧困”—見えない孤立と声なきSOS、その傍らで
- 介護離職から路上へ、そして路上から支援者へ—親の介護から人生が一変して
- 「生き残ったのが、父じゃなくて私で良かった」—“利根川一家心中事件”裁判傍聴で明らかになったこと
- スーパーグローバルな「おせっかいおばちゃん」—この国で生きる外国人を支える人々
- 原発避難者の今—「原発はもう安全」というストーリーが生み出す“貧困”
- 学生が1600万円以上の借金を背負うシステム—奨学金破産1万人・日本の特殊な現状
- “アリさんマークの引越社”、その「アリ地獄」的実態—剥き出しの悪意と人権侵害の企業で闘う
- 性産業はセーフティネットたり得るか—「風俗」と「福祉」を繋ぐ“風テラス”の試み
- 人の命を財源で語るな—“生存権裁判”が問いかけるもの
- “相模原障害者施設殺傷事件”を受けて—“スーパー猛毒ちんどん”と、ALS患者たちの生きる実践
- (座談会)それでも私たちは生きていく—30代男女に聞く「非正規労働者」の現在・過去・未来
「BOOKデータベース」 より