円空と木喰
著者
書誌事項
円空と木喰
(角川文庫, 20073)
KADOKAWA, 2016.11
初版
- タイトル別名
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角川ソフィア文庫
- タイトル読み
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エンクウ ト モクジキ
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注記
ブックジャケットに「角川ソフィア文庫 J-106-8」の表示あり
淡交社 1997年刊の再刊
円空年譜: p305-307
木喰行道年譜: p308-311
内容説明・目次
内容説明
修験道の厳しい修行に身をおいた円空。旅を棲家とした木喰。二人の「ひじり」の作った仏像には、極めて大きな違いがある。孤高にして厳しく知的に冴えた刀痕と、清潔にして火のように激しい意志的な造型の円空仏。日本の仏像彫刻で忘れ去られた完全な一本彫りを試み、自刻像をはじめ飄逸な作品を多く残した木喰。仏教民俗学の泰斗が両者の足跡を丹念に歩き、作られた仏像を通して、芸術的側面だけではなく宗教的側面の謎に迫る。
目次
- 円空佛—境涯と作品(洞爺湖にうかぶ円空仏;帆越岬の鷹;北海の来迎観音;恐山の千体地蔵;津軽野の円空仏 ほか)
- 微笑佛—木喰の境涯(甲斐の山里;聖と木食;東国廻国;蝦夷地渡り;佐渡の荒海 ほか)
「BOOKデータベース」 より